特命方式

特命方式とは、予め特定の建設業者を信頼して決める方法で、建設業者のもっとも願望するところであり、営業活動はここに照準を合わせて行い、発注者自身が独断で設計者やコンサルタントと話し合いながら、建設業者の技術力などをふまえて、工事の品質や工期に関する要素を調査し、適切であると判断した上で見積もりを求め、予定内の価格であれば発注するという方法です。

発注者が建設業者に対して、以前も工事を依頼したことがあり、よい実績を残しているなど、お互いに特別な信頼関係がある場合に採用されています。

2005年の建設経済研究所の調査によれば、施工会社への施工評価を行っている民間発注者は80パーセントにおよび、施工評価結果を次回の発注に活用しており、工事の結果が次回の受注機会に直結して、建設企業の信用を左右しています。

分かりやすくまとめると、この信用は過去の実績、経営者や従業員の人柄など、世間の評価を参考にして業者の技術力や人間関係、企業間取引に対する信頼を総合的に判断して生まれるものですので、建設業者は日々努力しなくてはなりません。